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春を感じながらリハビリ健康教室 「今年こそ歩いてお花見へ」

4月11日(水)御所南リハビリテーションクリニック主催のリハビリ健康教室を開催しました。今回は普段訓練をする院内訓練室とは異なり、春を感じながら訓練いただこうと京都府立植物園(京都市北区)で開催しました。

例年になくさくらが早咲きとなりましたが、色鮮やかなチューリップやシャクナゲなどの春の花や、キクモモなど一般には珍しい花たちが十分に春を感じ、また楽しませてくれる日となりました。
当日参加いただいたのは、主に、御所南リハビリテーションクリニックに現在通院中の患者様や付き添いの方など総勢5名です。
楽しんでもらうことはもちろん、リハビリテーションとして意識してもらえるよう参加者には申込時に目標を立てていただきました。
当日は「1時間歩く!」「自然の道が歩けるように!」などそれぞれの目標に向けて一歩一歩しっかりと歩を進めておられました。

セラピストや看護師らが横に付き添い「もう少し姿勢を伸ばしましょう。歩行器も少し調整してみようか。」などとアドバイスをしながら約2時間しっかりと歩きました。
普段は「家の近所やすぐそばのお寺に行くくらい」と言いながらも終わってみれば約5㌖歩ききった参加者は、自身も驚かれながら「いろいろな花を見れて、楽しくてたくさん歩けた。」といった感想も聞かせてくださいました。
また、ある方は「車いすに乗るのは悔しいからがんばろうと思った。」といった感想も。歩くペースや休憩などはそれぞれでしたが、楽しみたいという気持ちからもがんばれた様子はみなさん共通のようでした。春の花たちは参加者にとって意欲となったようです。

昨年の秋に大原で紅葉をテーマとするリハビリ健康教室に続き、外出して実施するのは今回で2回目となります。
まだまだ工夫できるところもありますが、これまで培ったリハビリテーション医療の実績に基づき、これからも少しでも幅広いニーズに応えて行けるよう取り組んでいきます。