パーキンソンなどの神経難病

神経難病と診断を受けている方

振戦
手足が震える
筋固縮
筋肉が強ばる
無動
動きが遅くなる
姿勢反射障害
バランスがとりづらい
排泄/排尿障害
便秘、トイレが近い
睡眠障害
なかなか眠れない
抑うつ
気分が落ち込む

以上のような症状が見られた場合、神経難病による症状の場合があります。

パーキンソン病を代表とする神経変性疾患とは?

神経変性疾患とは、ある特定の神経が徐々に障害を受ける病気です。

残念ながら原因など詳しいことは、解明されていませんが、代表的な疾患として、

  • スムーズに動けなくなる「パーキンソン病」「パーキンソン症候群」など
  • 体のバランスが取りにくくなる「脊髄小脳変性症」など
  • 筋力が低下してしまう「筋萎縮性側索硬化症」など
  • 認知機能が障害されてしまう「アルツハイマー病」「レビー小体型認知症」「皮質基底核変性症」などこうした疾患があります。

これらの多くは、厚生労働省が特定疾患と定めた、いわゆる「神経難病」とされており、適切な診断と、症状に合わせた早期からのリハビリテーションが必要とされます。

ちなみになかでも「パーキンソン病」は、50~60歳代で発症することが多く、何年もかけてゆっくりと確実に進行します。この疾患の代表的な症状として、

  • 動きが遅い(少ない、小さい)
  • 声が小さい
  • 筋固縮(関節がカクカク抵抗する)
  • バランスがとれない

などがあります。

かつては発症後数年で寝たきりになると言われていました。しかし、現在では様々な治療薬やリハビリ手法も、開発され、より長い期間をより良い状態で保つことも徐々にできるようになってきました。早い段階からきちんと治療を始めることが大切です。

年齢とパーキンソン患者者数

年齢とパーキンソン患者者数