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自宅でできる「パーキンソン病体操」~言語編~

神経難病

こんにちは、御所南リハビリテーションクリニックです!

 

御所南リハビリテーションクリニックでは、2020年5月から一般的にパーキンソン病の患者様に有効とされる自主トレーニング方法をご紹介する動画を公開しております。

 

今回は、「自宅でできる『パーキンソン病体操』~言語編~」の動画内容をご紹介します。

 

ご自宅での自主トレーニングに、ぜひご活用ください。

 

自宅でできる「パーキンソン病体操」~言語編~(約11分)

言語

今回は、パーキンソン病の方に有効な自主トレーニング方法として、発声・飲み込みに対して自宅でできる運動をご紹介します。

 

▼動画はこちら

自宅でできる「パーキンソン病体操」~言語編~

 

動画を視聴する前に

動画のスピードや回数に合わせず、ご自身のペースで行うようにしてください。

疲れてきたら動画の途中で休憩しても、早めに終了していただいても構いません。

また、ご自分に必要な運動(訓練)だけ行っていただいても構いません。

 

動画でご紹介している訓練

言語編動画でご紹介しているメニュー

  1. 1.口腔器官運動
  2. 2.腹式呼吸
  3. 3.構音訓練

 

訓練前の姿勢チェック

パーキンソン病の方に有効な自宅でできる運動(訓練)は、基本的に座って行います。

お尻を椅子の背もたれにぴったりとくっつけて、肩の力を抜くようにしましょう。

 

①口腔器官運動

<口の開閉運動>

口の開閉運動

口の開閉運動をする際には、口を大きく開け、その後口を閉じて、歯をしっかり噛み合わせましょう。

できるだけ大きく口を開けるのがポイントです。

 

<口の横引き運動>

口の横引き運動

口の横引き運動の場合は、口を「う」の形にした後、「い」の形にします。

「う」は口を尖らせて、「い」は頬が上に上がるのを意識して行いましょう。

 

動画では、この他にも「口の膨らまし運動」「舌を前に出す運動(挺舌(ていぜつ)運動)」「舌の上下運動」「舌の左右運動」「舌の回旋(かいせん)運動」をご紹介しておりますので、ぜひご確認ください。

 

②腹式呼吸

腹式呼吸

動画では、腹式呼吸について詳しく説明しております。

ぜひ一緒にチャレンジしてみませんか?

 

③構音訓練

構音訓練

構音訓練では、動画を視聴しながら実際に声を出してみましょう。

 

動画では見本の動画が再生された後に、文字が出きます。

見本の真似をして音読してみましょう。

 

ゆっくり音読するものと、早く音読するものがあるので意識してみてくださいね。

 

<単音・構音点の移動訓練>

単音・構音点の移動訓練

動画では、舌音(ぜつおん)の訓練もご紹介しています。

動画と一緒に、実際に声を出しながら練習してみてくださいね。

 

<動画制作>

京都大原記念病院グループ 御所南リハビリテーションクリニック

 

 

パーキンソン病の方に有効な自主トレーニング方法を確認しよう

パーキンソン病が進行すると運動機能が低下し、日常生活の動作が困難となる可能性があります。

今自分でできることを今後もできるように、リハビリテーションを行うことが大切です。

 

御所南リハビリテーションクリニックでは、パーキンソン病の患者様におすすめの自主トレーニング動画をご紹介しています。

自宅でできる 「パーキンソン病のストレッチ体操」 動画をご紹介!

 

パーキンソン病の症状や原因、治療やリハビリテーションについて知りたい方は、こちらのコラムもあわせてご確認ください。

パーキンソン病のリハビリテーション方法を知りたい!原因や症状もご紹介

 

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