自宅でできる「パーキンソン病体操」~下肢編~
こんにちは、御所南リハビリテーションクリニックです!
御所南リハビリテーションクリニックでは、2020年5月から一般的にパーキンソン病の患者様に有効とされる自主トレーニング方法をご紹介する動画を公開しております。
今回は、「自宅でできる『パーキンソン病体操』~下肢編~」の動画内容をご紹介します。
ご自宅での自主トレーニングに、ぜひご活用ください。
自宅でできる「パーキンソン病体操」~下肢編~(約9分)
パーキンソン病の方に有効な自主トレーニング方法をご紹介します。
今回は「下肢編」です。
外出や運動の機会が減って、「体が硬い」とか「疲れやすい」と感じておられませんか?
ぜひ、この動画を参考に、ご自宅でも体を動かしてくださいね。
▼動画はこちら
自宅でできる「 パーキンソン病のストレッチ体操(下肢編)」
動画を視聴する前に
体操をするときには、次のことに気をつけてください。
1. 痛みのない範囲で無理なく行いましょう
2. 安全な環境で行いましょう
3. 息を止めずに、 呼吸しながら行いましょう
動画でご紹介している訓練
- ・下肢ストレッチ
- ・筋力トレーニング
- ・立って行う足の体操
- ・バランス練習
訓練前の姿勢チェック
体が傾かないように真っ直ぐ座りましょう。
できるだけ椅子にもたれずに、良い姿勢を保ちましょう。
下肢ストレッチ
最初は、足のストレッチです。
<太もも裏のストレッチ>
まずは、動画のように椅子に浅く腰掛けましょう。
片足を伸ばし、体をゆっくりと前に倒します。
太ももから膝の後ろを伸ばしていきましょう。
膝が曲がらないように注意しながら、反対側も行なってください。
<開脚ストレッチ>
股関節周りの開脚ストレッチです。
足を大きく左右に開き、体をひねりましょう。
反対もしっかりとひねります。
動画では、「股関節のストレッチ」もご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
筋力トレーニング
筋力トレーニングの方法をご紹介します。
<太もも・体幹の筋力トレーニング>
座った姿勢で背もたれにもたれずに、足を交互に上げていきます。
足を上げた状態で少し止めてみましょう。
体が後ろに倒れないように気をつけながら、反対側も行なってください。
余裕のある方は、「応用編」にもチャレンジしてみませんか?
動画では、「太もも前面の筋力トレーニング」もご紹介していますので、あわせてご確認ください。
立って行う足の体操
次は、立った姿勢で行う足の体操です。
ふらつきやすい方は、手すりや椅子などを持って行いましょう。
<つま先立ち>
体をまっすぐ伸ばし、大きく背伸びをし、ゆっくり下ろします。
親指に力を入れるとバランスがよくなります。
<スクワット>
肩幅に足を開き、ゆっくりと腰を落とします。
膝が前に出すぎないように注意しましょう。
動画では、アキレス腱を伸ばす「ふくらはぎのスクワット」もご紹介しています。
バランス練習
最後は、バランス練習です。
ふらつきやすい方は、手すりなどを持って行いましょう。
<横ステップ>
大きく横に1歩踏み出します。
戻るときも大きい動作で行いましょう。
<前ステップ>
次は、大きく前に1歩踏み出します。
戻るときも大きく戻りましょう。
<動画制作>
京都大原記念病院グループ 御所南リハビリテーションクリニック
パーキンソン病の方に有効な自主トレーニング方法を確認しよう
パーキンソン病が進行すると運動機能が低下し、日常生活の動作が困難となる可能性があります。
今自分でできることを今後もできるように、リハビリテーションを行うことが大切です。
御所南リハビリテーションクリニックでは、パーキンソン病の患者様におすすめの自主トレーニング動画をご紹介しています。
自宅でできる 「パーキンソン病のストレッチ体操」 動画をご紹介!
パーキンソン病の症状や原因、治療やリハビリテーションについて知りたい方は、こちらのコラムもあわせてご確認ください。
パーキンソン病のリハビリテーション方法を知りたい!原因や症状もご紹介
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