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全国パーキンソン病友の会京都府支部の講演会で当院セラピストが講演しました!

4月15日(日)全国パーキンソン病友の会京都府支部主催のリハビリ講演会で『パーキンソン病の効果的なリハビリと介助者との関係』と題し、講演させていただきました。

講演会までにも患者様本人だけでなく「家族や介助者が、どのように、どこまでサポートして良いかわからない」という声も多かったそうで、当日は定員80名を超える多くの方に参加頂きました。

 

講演では大きく主にパーキンソン病の概要、リハビリテーションや自主トレーニングのポイント、ご家族・介助者の関わり方、LSVT® LOUD&BIGについて約1時間半お話させていただきました。

 

自主トレ―ニングは正しい行い方ですることで本来の効果が得られます。

生活自体もリハビリテーションであり「散歩をしながら大きく歩く」「掃除機を大きくかける」などを習慣にすることも行い方の一つとなることもご紹介しました。

介助者は、本人の役割や仕事を全てとらずにONの状態で良いので、動く促しをするように心がけることが大切であることをお伝えしました。お薬の管理や移動器の選定の仕方・住宅改修のポイント、ちょっとした変化に気づいてあげることで二次的悪化が防げます。

最後に、アメリカで考案された特にパーキンソン病患者さんの「言語障害」や「運動障害」に効果が期待されるリハビリ訓練法「LSVT® LOUD&BIG」については、動画や実演を交え説明を行いました。一緒に声を大きく出したり、動きを身振り手振り真似される方もおられ後半は非常に和やかな雰囲気となりました。

 

質疑応答では、「ストレッチはどのぐらいして良いのか?」「すくみへの対処はどうしたらよいか?」などの質問もあがり、講演後も多くの方から「入院や外来でリハビリをしてみたい!」とのお声を頂きました。

 

御所南リハビリテーションクリニックは、平成30年6月で開設5周年となり、これまでに累計250人以上のパーキンソン病患者様がご利用されています。進行性の病気ではありますが、少しでも良い状態を保ち、二次的悪化を予防出来るように私たちも日々取り組んで参りたいと思っています。