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第2回 日本リハビリテーション医学会 秋季学術集会 で演題発表!

11月2日(金)からの3日間、仙台国際センター(宮城)を会場に、第2回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会が開催されました。京都大原記念病院グループからも同学会に医師、理学療法士、作業療法士らが参加し、全4演題を発表しました。そのうちの一人、御所南リハビリテーションクリニックの作業療法士に代表して参加レポートをまとめてもらいました。ぜひご覧ください。

 

私の演題は「末梢神経損傷患者に骨格筋への磁気刺激治療を用いたことで実用手へ改善した事例」とし、磁気刺激治療を併用してのリハビリテーションに関し、ケーススタディとして発表させて頂きました。磁気刺激装置は、京都大原記念病院、御所南リハビリテーションクリニックでNEUROの際に使用しているものと同様の物を使用しました。質疑応答では、医師より神経伝達速度や感覚など、より専門的な評価項目の不足について指摘され、磁気刺激治療の効果に関しての質問などを頂きました。専門性の高い意見を頂き、改めて今回の演題について検討する機会となりました。

発表以外の場では、数多くの特別講演やシンポジウムを聴講できました。クリニックでの患者対応で悩むことも多い、就労支援に関しては非常に興味深く聞くことはできましたが、現状は連携が取れていないなどの問題点は多いとのことでした。手術後の急性期リハビリテーションの話から、障害者スポーツの話に至るまで分野は幅広く、発表者もリハビリテーション医が中心ではありましたが、患者様やパラリンピック出場の選手など多岐にわたりました。

今回、演題発表、学会の参加、美味しい牛タンが食べられたことに感謝し、得られた経験を日々の業務に活かしてきたいと考えます。

 (作業療法士 N)