中国人力資源/社会保障部の関係者が来訪 海外からのお客様
京都大原記念病院グループでは、今夏、縁あって中国河南省(漢字や少林寺発祥の地)から見学へ来所されたことをきっかけに、口コミで話題が拡がり、徐々に広く注目いただくようになりました。中国の様々な業界から、日本のリハビリテーション、医療・介護・福祉制度を学ぶ目的で来所され、交流を重ねています。
11月16日(木)、この日京都大原記念病院グループに、中国人力資源/社会保障部(日本に厚生労働省に相当)の関係者6名が見学に来所されました。
中国は今でこそ高齢化率14.8%(2013年)と、日本に比べればまだ低い水準ですが、一人っ子政策などの影響もあり今後圧倒的なスピードで高齢化が見込まれます。医療・介護制度の整備が急務であると、今後、同制度づくりを担うメンバーが日本の社会保障制度を学ぶことを目的に約1週間日本に滞在され、東京、広島など各所で施設見学、意見交換を経て、京都大原記念病院グループへ来所されました。
当日は、日本の社会保障制度、そして京都大原記念病院グループの取り組みのご紹介に始まり、京都大原記念病院、介護施設や有料老人ホーム、そして外来リハビリ専門の御所南リハビリテーションクリニックを各現場の取り組みが、「ここまでのサービスも保険内で対応されるのですか?」など、保険制度にも意識を持ちながら熱心にご覧になりました。また、京都大原の環境を活かした、農業をリハビリテーションの一環として、取り入れたグリーン・ファーム・リハビリテーション®、プレゼンテーションの際にお出しした実際の病院食にも関心を示されました。
最後には、中国では長寿の象徴とされる鶴・亀・霊芝(レイシ)を模した銅像を頂きました。弊グループが人々の健康を導き、長寿をサポートしていると、そうしたイメージからプレゼントしてくださいました。今後もこうした交流を重ね、国内はもとより広く、海外にも視野を広げて邁進して参ります。