リハビリ健康教室「おかげさまで5周年 御所南同窓会」開催しました!
3月21日(水・祝)リハビリ健康教室を「おかげさまで5周年 御所南同窓会」として開催しました。
主に同院の通院を約1年前に卒業された方を対象とし、日頃の自主トレーニングの内容や方法などをセラピストと共に確認いただき、今後に役立てていただくことが目的。総勢6名と小規模とし、患者同志、スタッフと比較的近い距離感の中での開催となりました。
当日の内容は事前アンケートなどに基づくプログラム構成。
全員でのウォーミングアップの後、片脚立ちや10m歩行、TUG(Time Up and Go)などの検査から導入。卒業当時の状態と比較すると結果はそれぞれ。
これも参考に、バランス練習や、レッドコード用いた体幹訓練、ベッド上での腹筋等のメニューを消化した。休憩後は、フロアを移り、エアロバイクなどトレーニング器具でセラピストや看護師らが見守るなか、各自のペースで有酸素運動もこなしました。
参加者がスタッフらと約1年ぶりの再会を喜び、近況について会話する和やかなムードから始まったものの、内容はハード。しかし、参加者、スタッフ同士で「あと3回!」「あともうちょっと、がんばって!」などと声を掛けあいながらメニューをこなされ、全員がすっきりとした表情が見えました。
終了後も「楽しかった!」といった声や、次回を希望頂く声も上がりました。
ところで、同院の患者からは長期継続してリハビリ訓練に励みたいとの声が多く聞かれます。
しかし、保険制度上、通院期間には上限が定められているため、それぞれの目標の達成状況に応じて通院を終了(卒業)することが原則となります。個人差はあるものの、その後多くは終了時のセラピスト等の指導を参考に、できる範囲で自主トレに励まれておられますが、「自分だけで自主トレを続けていくと、どうしても少しずつやり方が間違ってしまったり、また理屈も分からずモチベーションが保ちづらい。」(参加者談)というのも実情です。今回はそうした声に応えようと、初めての開催となりました。