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第12回京都大原記念病院グループ研究大会 開催しました

第12回京都大原記念病院グループ研究大会が2月25日、「次の一歩~地域共生社会をつくる大原型医療・介護~」をテーマに、京都市左京区の国立京都国際会館で開かれました。

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大会はグループ各職種の職員が、日頃の業務を通じての研究成果を発表する大会で、豊田久美子・京都看護大学学長の指導を受けた12の一般演題と、脳科学と近衛新病院に関する特別演題2件が発表されました。
 
全員の投票で選ばれる理事長賞には「NICD による微振動を与えることの効果について~重症肺炎の一症例の実践~」(発表者=京都大原記念病院 吉田・看護師)が、医療部門から選ばれる院長賞に「市販品の加圧シャツ装着による脊髄小脳変性症の運動失調軽減効果~三次元動作解析装置を用いた量的検証と症例と健常者との比較」(発表者=御所南リハビリテーションクリニック 木谷・作業療法士)、福祉部門から選ばれる児玉英理子賞に「サービスチェックシートの導入から見えたもの~サービスの質向上に向けて~」(発表者=介護教育担当者 田邉・介護福祉士)がそれぞれ選ばれました。
 
研究の完成度を高めるのに貢献した質問を表彰するベストクエスチョン賞は、河原畑・看護師(訪看宝ヶ池)と平石・看護師(訪看たかの)の二人が受賞しました。受賞者の表彰は7月4日の創立記念祝典で行われます。
 
特別講演は御所南リハビリテーションクリニックの八木 医師が「リハビリテーションが脳にもたらす影響~NIRS(近赤外光脳機能イメージング)を用いた検討」と題して、垣田清人・京都大原記念病院院長が4月開院の「京都近衛リハビリテーション病院の役割」と題して発表しました。