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『木村紀久雄展-ともに生きてる-』を開催します。

2020年1月15日(水)から約1か月間、当院患者の木村紀久雄さんの作品展『木村紀久雄展-ともに生きてる-』京都大原記念病院 作業療法室前で開催しています。木村さんは、2016年頃より歩行困難となり脊柱管狭窄症と診断され、同年に腰、2018年には首の手術を経験。2度目の術後、利き手にも障害が現れ、脚と共にリハビリを開始されました。

一時は閉じた指を自力で開くことができず、あきらめそうになるも、「もう一方の手で描けばいい、面白い線が描けるかも」などと前向きに捉え描き続けられました。2019年10月、リハビリと並行して創作された作品で個展を開催。「背中を押してくれる人たちや出来事があってのことだった」と実感し、人や人の営みと共に生きていることを改めて感じる機会になったそうです。現在も『日常に面白さや楽しさを感じること』を大切に、創作を続けておられる木村さん。面白いや楽しいと感じてもらえたら嬉しい、と今回の展示に至りました。

京都大原記念病院としても、ぜひこうした想いに触れていただくことを願っております。限られた期間となりますが、ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。

木村さんインタビューはこちら

 

【木村様の作品は当院の玄関にも1点展示しています】